こんばんは、のりです。
どんな記事にしようか1週間ほど迷走してましたが考察するのに良いテーマが浮かんだので、今回はそれについて書いてみます。
結論
色々と書きますので先にまとめを書いておきます。
早いうちからマネーリテラシーを高めよう
若いうちはに経験と貯蓄(投資)バランスよくお金を使おう
それほど悲観的に考えず今を楽しもう
出口戦略はじっくり時間をかけて後から考えてもいいのでは
はじめに
よく日本人は死ぬ瞬間が「1番金持ち」と聞いたりしませんか。
節約してお金を貯めこんで、老後にもお金を結局そんなに使わないで寿命を迎える人が多いそうで。
一方、若いうちは貯蓄なんて気にせず経験にお金を使うべきだ、と発信する方も見られます。
この意見にも賛否ありますが、私自身はある程度のマネーリテラシーを持った上で、経験と貯蓄(投資)にバランスよくお金を回した方がよいと思います。
【主な理由】
若いうちに浪費癖がつくと30,40代以降になってからもその癖が抜けない可能性が高いと考えられるから。
若いうちから投資にお金を回すことで、とんでもない複利が働き多くの資産が築けるから。
仮に、毎月2万円を40年積み立てると元本960万円ですが
年利5%で運用できれば3,000万円近くになる計算です。

ちなみに、960万円を一括で40年間投資すると、年利5%で約6,700万円になります。複利が偉大すぎます。
参考サイト↓
つみたて(積立)投資シミュレーション | 投資信託なら三菱UFJアセットマネジメント
現代を生きていく上でマネーリテラシーは必須な上で、上記を理解していれば若いうちに稼いだお金を全て使っても許されるのは、地主やよほどの高収入者、あるいは将来のことをあまり考えない楽観的な人くらいでしょう。
ただ若いうちにしかできないことも多くあると思います。
特に体を動かすスポーツ系、アウトドア系は年を取ってからではきついですし、自身の健康のためにもなります。
学生時代からの友人との付き合いもあるでしょう。
人によっては結婚式は絶対したい、海外旅行に行きたいなど色々あると思いますので、各々のお金のかけたいところには否定しないですし、否定する人は根本から間違っているのではと思います。
まとめると、バランスよくお金を使って今を楽しみ、将来にも備えるのがいいんじゃないでしょうか、というところです。
何から始めればいい?
資産形成途中の30代サラリーマンの意見ですが
働き始めたらなるべく多く・早くの元本を確保して自分が信用できるインデックスファンド(オルカンやS&P500)に新NISA・iDeCoを利用して運用する。
毎月の積み立ては無理のない範囲で1~10万円を目安に投資へ。
→複利×長期投資がキモのためなるべく多く・早くというのが大事
→一般庶民がタイミングを計っても意味がないので、余剰金は一括またはドルコスト平均法を淡々と実践する
まずは証券口座を開設してこれができれば十分だと思います。
あとはマネーリテラシーを徐々に上げていき、ふるさと納税で節約したり、各種支出を見直したりしていけばいいと思います。
出口戦略はどうしようか
20,30代の人にとっては30年後くらいの話なので、世界情勢や日本の税制面がどうなっているかなんて正直予想がつかないですよね。
ただどちらにしても日本は少子高齢化が進んでおり、出生率から見ても働き手が減っていくのは確定事項です。
働き手をカバーするには外国人任せになってますが、たかが知れているでしょう。
そのため現行の年金制度でもらえる額も今より少なくはなり、老後資金の確保は必須事項でしょう。
「老後2,000万円問題」というのも話題になりましたが、各個人で貯めなくてはいけない額は持ち家の有無や生活費によって変わり今後の年金支給額やインフレ率にも左右されるため、いくらならOKというよりはなるべく貯められるだけ貯める、というのが理想です。
具体的な金額が出したくなったら色々と調べて出してみたらよろしいかと思いますが、40,50代になってより現実味が帯びてきてからの再調整は必須だと思います。
前項で試算したように誰でも3,000万円程度なら貯められる再現性があると判断できますので、貯まったお金は多かれ少なかれ最終的には取り崩しながら暮らしていけばいいでしょう。
ここで問題になるのは出口戦略です。
インデックスファンドを積み立てたのはいいが取り崩すのに慣れていない。
と言われますがインデックス一本でやってきたならその時に考えるしかないのかなと思います。
効率・期待値を求めるならばインデックス投資は取り崩す瞬間まで積み立てるのが理想で、少額ずつの取り崩しにも対応できるのがインデックス投資の強みです。
投げやりな感じもしますが、何十年もしっかり積み立てられた実績やリテラシーがあれば、取り崩す際もさほど心配いらないのではないでしょうか。
老後(60代以降)で運用や取り崩しの正常な判断ができるか否か。
これも遠い未来ですので徐々にリテラシーを高めつつ、その時になってその時に活用できるものを利用すればいいと思います。
インデックス投資は基本的に時間を使わないので日々情報を集め出口戦略を考えることもできます。
何十年後の未来ではもっと証券会社も使いやすくなって「資産〇円なら〇%での取り崩しがいい」という試算やそもそもAIで最適な答えが導けることでしょう。
取り崩し方には「年4%ルール」や「リバランスをしながら取り崩す方法」などもありますが、正直それすら時代によって最適解は変わるかもしれません。
だからこそ、今は積立を継続することのほうが大事だと感じています。
若いうちからマネーリテラシーを身につけておけば、資産形成だけでなく、老後の取り崩しや節税、年金とのバランスも冷静に判断できるようになります。
死ぬ瞬間が「1番金持ち」である必要はないと思いますが、余った分だけ子供、孫に相続するのも全然ありでしょう。
自身より子供たちの方が将来的にはマネーリテラシーが高くなることでしょうし、現役世代だからこそ正常に判断し有効に資産を活用できるのに期待してます。
今考えたところで不確定要素が多く、いい意味で未来に賭けた方が賢明ではないでしょうか。
終わりに
先日Xに
20代は貯金なんてしないでマジで金使え。
借金してもいい1000万、年利3%ぐらいまでなら全然OK
残クレ、カーローンなんでもいいから車持って乗り回せ。(一部抜粋)
という書き込みがあって、色んな方が色んな意見を言ってたので
改めて自分の考えやこれからの方針を記事に起こしてみた次第です。
価値観は個人で違うものですが、同じような人もいれば違う人もいます。
参考にならない意見もあれば、この記事を読んで確かにそうだなと思う人もいるでしょう。
ここまで読んでくれたうち、1人でも何かの参考になればと思います。
ではでは。